鳥取県米子市で起きた強盗殺人事件を巡る鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)での裁判員裁判は4日目の26日、論告・求刑公判が開かれ、検察側は「追いつめられた挙句の反抗で情状の余地はある」として無期懲役を求刑した。被害者が2人のため裁判員裁判で初めて死刑が求刑される可能性があったが、検察側は被告の情状面を勘案した。判決は3月2日午後3時からの予定。
起訴されているのは影山博司被告(55)。被害者は勤務先の税理士事務所代表、石谷英夫さん(当時82歳)と同居の大森政子さん(同74歳)。 検察側は論告で「うらみが原因とは否定しないが、借金返済のため通帳などを奪う目的もあった。事件当時、資金繰りのピンチを乗り切るにはどうしても金が必要だった」と動機を指摘した。一方、被告はこれまでの公判で、2人を殺害したことは認めているが、強盗目的ではなかったと主張している。 この日は論告・求刑に先立ち被告人質問も行われた。裁判員は影山被告に、事件で奪ったとされる金の使途などを尋ねた。 午後から弁護側の最終弁論と被告の最終意見陳述があり結審する。裁判官と裁判員らは、同日の結審後と3月1、2日の3日間かけて評議を行う。 【関連ニュース】 裁判員裁判:鳥取強殺公判 裁判員が被告の妻に質問 裁判員裁判:凶器の工具など証拠品確認 鳥取の強盗殺人 裁判員裁判:米子強殺で初公判 被告、殺害認め強盗は否認 裁判員裁判:死刑反対で候補者辞退も 米子の強殺事件 裁判員裁判:初の死刑求刑の可能性 強盗殺人で鳥取地裁 ・ 再雇用拒否、2審も教職員敗訴=日の丸、君が代訴訟−東京高裁(時事通信) ・ <わいせつ>取調室で被害女性に行為の疑い、警部補を逮捕(毎日新聞) ・ <富士山の日>山梨で講談の夕べ 神田紫さん初口演(毎日新聞) ・ 2グループ、きょう意見交換会(産経新聞) ・ 渋谷、新宿、アキバでメッセージ=おれおれ撲滅で街頭ビジョン−警視庁(時事通信)
by lt8feb7xzd
| 2010-03-03 04:24
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